任意保険 保険等級と保険料の関係
保険の等級と保険料ってどんな関係あるんですか?
自動車保険の保険料は、契約者の年齢や車種などによって異なりますが、その他「等級」が大きく関わってきます。
自動車保険に加入すると必ず等級が決められます。
1年間自動車保険を使った事故がなかった場合、次年度の等級が1つ上がります。
それに対して、1つ事故があると3等級下がります。
等級は1から20等級まであり、6等級より低いと保険料が割増になり、6等級以上は保険料が割引になります。
新規の場合は6等級から始まります。
2台目の車を所有した場合は、セカンドカー割引を使用すれば、7等級から始まることができますが、対象車両や1台目が11等級以上ある場合など、損害保険会社によってセカンドカー割引適用の条件は異なりますので注意が必要です。
また、どの損害保険会社でも共通の制度で、途中で損害保険会社を変更したとしても等級は引き継ぐことになります。
割引の等級だけでなく割増の等級も引き継ぎますので、例えば事故が多くて1等級になったから他社に自動車保険を変更するといっても、等級はそのまま1等級でなければなりません。
事故の際には、保険金を受け取ってしまうと、等級が3つ下がりますから、その分保険料が上がります。
修理費用が少額の場合は、自分で負担した方が次年度からの保険料の割引率も上がるという場合も多くあります。
この保険料は次年度だけの影響ではなく、ずっと続きますから、事故の際には自動車保険を使う方が良いのか、使わない方が得なのかを損害保険会社や代理店、サポートセンターに確認する必要があります。