自動車共済というものは普通の自動車保険とは違うのですか？

基本的に同じものと考えてよいでしょう。

自動車共済も自動車保険も基本は同じものですが、自動車共済は一定の資格を有した会員向けの保険ということになります。
もっともわかりやすい話としては、自動車共済は組合員制度ということが多く、事前に組合員となっておく必要があります。
一方、自動車保険は特にそのような制限もなく、すべての方に加入の門戸が開いています。
とはいえ、実際の自動車共済は組合員と言うのもあまりなく、申込時に同時に組合員となるケースがあります。
昔であれば、出資や組合員費が別で発生していましたが、昨今は特になく、実際は同じ扱いとなっているのが現実です。
ただし、保険の内容は全く同じものではなく、割高に感じるところがあるようです。

共済の方がよりパッケージ化がしてあり個人総合自動車共済として、特約もすでに上級のものが含まれているケースも多くあります。
総合的に補償をパッケージ化されているため、価格面において基本額が高く感じるかもしれませんが、サービス、補償額は充実しているという側面もあります。
加えて、組合員加入が基本なので窓口サービスの細かさも魅力かもしれません。
窓口での保険販売代理店のような業務を各営業拠点で請け負ってもらえるところ安心を感じる方にはおすすめです。