自動車が盗難にあった場合どこまで車両保険で補償されるの?車内の荷物も?
目次
車が盗まれた場合は保険で対応できるのでしょうか。
また、カーナビや車内にあったデジカメやゴルフクラブ、ノートパソコンも補償されるのでしょうか?
車両盗難の場合は、車両保険の範囲で保険金が支払われます。
付属品のみの損害についても、カーナビなどの車両が破損された上に固定された部品が盗難にあった場合、付属品についても支払われるものもあります。
ただし、車両自体においてあったものが盗難にあったり、ポータブルカーナビのような固定されていないものが盗難にあった場合は、その盗難品については
保険対応がされません。
車内の荷物は補償されません
たとえば、デジカメやゴルフバッグ、ノートパソコンなどを車内において、それが盗難にあった場合、車両保険とは切り離され保険対象外になります。
あくまでも、車に固定されているものが補償の対象となります。ただ車内においてあるだけというものではダメです。
しかしながら、一部の保険会社の特約には、そのような車内においてある荷物の盗難に関する特約があるものもあります。
そういった荷物にも保険を掛けたい場合は、保険契約時に特約を確認をしてみてください。
盗難で車両保険適応されない場合もあります。
車両保険からの適応と説明しましたが、車両保険には免責金額すなわち自己負担額が設定されており、盗難品の被害額が免責金額(自分で負担する金額)を下回る場合は、保険の適応範囲外となるので保険が使えないことになります。
ご注意ください。
実際に自動車の盗難にあった時にする事
事故発生時に警察へ交通事故証明を発行してもらうように、盗難にあった場合においても警察へ盗難届が必要となります。
手続きは事故の手続きと変わらず書類が必要となります。
ただし、保険支払い後に盗難品が出てきた場合は、保険業者の所有となりますので、返却はされません。
車両も同じく、保険金+新車購入時点で所有権移転が成立しているので、保険会社への引き渡しが必要です。