運転者の範囲や年齢条件に合わない人の運転中の事故で保険金は払われないの？更新手続きを忘れてしまった場合はどうなるの？

自動車保険を契約する際、運転者の範囲や年齢条件を設定しますので、その範囲に合致しない人が運転中の事故に関しては、保険金が支払われません。

ただし、契約の時点では正しく設定していたにも関わらず、保険期間の途中で子供が免許を取って車に乗るようになったなどして、年齢条件変更や本人・夫婦限定特約の変更があった場合の変更漏れについてはサポートする制度が、ほとんどの保険会社に存在しています。
保険の始期日以降に被保険者が結婚をして、新たに家族に該当するようになった人が運転中に事故を起こした場合にも、事故後に追加の保険料は払い込みすることにはなりますが、保険金の支払は受けることができます。

また、更新手続きを忘れてしまっても、前の契約の満期後７日間はその契約を継続したとみなして保険料を引き続き支払うことができます。
これは他の損害保険会社に契約を変えた場合でも大丈夫です。
ただしこの７日間を過ぎると等級も引き継げなくなってしまい、保険料が高くなってしまいますから注意が必要です。

例外として、契約者や代理店が長期入院している場合や緊急で海外や国内の転勤や出張の場合など、やむを得ない事情があった場合には180日以内に契約手続きをした場合に、等級が引き継げることもあります。

これらは自動付帯のものもあれば特約として保険料を支払ってサポートするものもあります。また、サポートをしてくれるにしても確認書類が必要だったりと面倒ですので、できるだけ変更があったらすぐに保険会社や代理店、サポートセンターなどに連絡することが必要です。